第3回 Global Kitchenが開催されました
2024年1月11日(木)、第3回 Global Kitchenが熊本大学多言語文化総合教育棟ラウンジにて開催され、日本人学生5名、外国人留学生8名の計13名が参加しました。
今回第3回となるこのイベントは、キャンパスのグローバル化と早期異文化理解体験の支援を目的として行われたもので、使用言語を英語に限定し、本学の外国人留学生を講師(シェフ)として自国の郷土料理を紹介しながら実際に調理してもらい、調理後は参加者が一緒に食事をするというものです。今回はインドネシア出身の学生4人がシェフとなり、調理を実演しました。
今回作られたメニューはBakso(バッソ)です。肉団子スープということですが、日本人の思い浮かべるものとどんな違いがあるでしょうか。
基本の団子は、鶏ひき肉、卵、にんにく、塩こしょう。これに片栗粉を入れ、味噌のような固さに調整します。お湯を沸かし、その中に落として茹でるのですが、団子の作り方が特徴的でした。片手で一握りの生地を取り、人差し指と親指の間に絞り出して団子を作ります。その丸くせり出した生地を、スプーンですくい取り、鍋に入れます。今回はプレーン味のみならず、中にうずらの卵の入ったもの、椎茸の入ったものといくつもの種類がありましたが、すべて片手で絞り出した際に穴を作るようにして埋め込んでいました。すごい技!
参加者も思ったよりゆるい生地と格闘しながらも、上手に団子を作っていました。
シェフがマイクを持って材料や作り方を教えてくれます。
インドネシア語では○○!英語では△△、日本語では~!と盛り上がる場面も。
たくさんの乾燥にんにくスライスと牛肉スープの素で作られたいい香りのスープの中に、各種具材を入れてできあがり。お好みでソースと辛みタレを沿えて。
食事が始まると、シェフがインタビュアーになって参加者に “Which one did you like the best?” と質問を始めてくれました。インドネシアの学生さん達は盛り上げるのも上手。これもお国柄なのでしょうか。グローバルキッチンの回を重ねてくると、そういった違いも見えてきて、それもおもしろいですね。
本年度中の最後の回を1/23(火)に予定しています。予約は定員に達したため、申込フォームは閉めております。来年度の開催を楽しみにお待ちください。