多文化共生留学生シンポジウムを開催しました
2022年2月18日(金)、熊本留学生交流推進会議主催の多文化共生留学生シンポジウムがオンラインにて開催され、熊本県内の高等教育機関に通う留学生、大学生、熊本県内の高校生及び地域住民ら50名が参加しました。
シンポジウムは「世界の民話」と題して、本学留学生2名を含む6名の留学生(エストニア、ザンビア、中国、タイ出身)が自国に伝わる民話を日本語または英語で発表しました。英語での発表者には日本人大学生が通訳のサポートを行いました。
タイの留学生は「タイ人にとって一番怖いお化け」について発表し、夫が戦争に出兵している間に亡くなった“メーナーク”という妊婦が怨霊となって現れる言い伝えと、それを題材にした、メーナークの手が伸びて人を襲う様子が描かれている映画を併せて紹介しました。
参加者からの「日本のお化けでは何が怖いか」の質問に対して「自分は日本のお化けを怖いと思わない。お化けというのは文化によって怖いと感じるものが違うと思う。」とコメントし、その後、「自分たちの国では何が怖いか」等、参加者同士で活発な意見交換が行われました。
参加者からは「自分の知らない文化や考え方に触れる面白さを改めて実感でき、とても楽しかったです。」、「色々勉強になりました。」などの感想が寄せられ、他国を身近に感じることができる有意義なイベントとなりました。熊本留学生交流推進会議は今後も県内の留学生や日本人学生、高校生、地域の方々へ国際交流の機会を提供して参ります。
「Global Education Open Seminar Series -Dreaming of Japan: Western Understandings of Japan Through Netflix-」の開催
多言語文化総合教育センターでは、3月28日(月)に「Global Education Open Seminar Series」を開催します。参加費は無料で、熊本大学の学生・教職員以外に、一般の方もご参加いただけます。詳細についてはポスターをご覧ください。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
※ Zoomを利用したオンラインセミナーとなります。お申込み後にオンライン参加方法をご案内いたします。
<実施概要>
日 程:2022年3月28日(月) 15:30 – 17:00(日本時間)
講 師:Dr. Rebecca Chiyoko King-O’Riain (アイルランド・メイノース大学)
テーマ:西洋人が見るNetflixに映った日本
言 語:英語
申 込:GoogleフォームまたはQRコード(ポスター参照)
申込〆:2022年3月23日(水) 17:00(日本時間)
問合せ:熊本大学国際教育課 glc@jimu.kumamoto-u.ac.jp
Open Seminar Dr. Rebecca King-O’Riain