2023年度『Global Kitchen』のご案内
多言語文化総合教育センターでは、12月7日(木)に2023年度第1回「Global Kitchen」を実施します。
留学生から伝統料理の作り方を英語で学びましょう!
各国の調理方法を間近に見て、調理後は参加者全員で料理を囲み、英語で語り、異文化交流を深めましょう。
(講師となる留学生が調理をし、参加者は見学します。)
12月7日を初回とし、全4回を予定しています。
<日程等>
開催日時:2023年12月7日(木)、12月19日(火)、2024年1月11日(木)、1月23日(火)
12:00~14:00
※授業がある場合、途中退席可能です
実施場所:多言語文化総合教育棟ラウンジ(黒髪北地区)
対象者:本学の学生(留学生含む)と教職員
使用言語:英語
参加費:500円(1回1人あたり)
申込方法:申込フォームによる事前登録 ⇒QRコードまたはこちらから
第1回申込〆切:2023年11月30日(木) *申込締切は各回の1週間前
定員:各回20名 ※先着順
その他:飲み物は各自ご持参ください。また、当日の活動の様子を動画または写真で記録を撮ります。一部多言語文化総合教育センターHPにアップしますことをご了承下さい。
オープンセミナー「パレスチナ ー ガザを含むパレスチナの人々が置かれている現状と社会の課題」が開催されました
2023年11月24日(金)、熊本大学多言語文化総合教育棟ラウンジにてオープンセミナーがハイブリッド形式で開催され、125名(対面40名、オンライン85名)の方が参加しました。
今回のセミナーは「パレスチナの社会と現状について」をテーマとし、熊本大学多言語文化総合教育センター所属の特任准教授ジョシュア・リカード先生によって企画されました。それは「パレスチナについてもっと状況を知りたい」という地域の皆さんからの強い要望がリカード先生の元に多く寄せられたことがきっかけでした。講演内容は中東の複雑な社会・政治情勢に関するものでしたが、リカード先生の「できるだけわかりやすく説明したい」という想いと、通訳の方のきめ細かな配慮により、聴衆の皆さんも理解を深めることができました。
講演は中東の歴史から始まり、パレスチナ人が置かれているさまざまな状況について詳しく聞くことができました。10月7日以降のイスラエルとパレスチナ自治区での暴挙は、過去のどの時期と比べても短期間ではるかに多くの死者を出しました。この戦闘をきっかけに、現在の中東情勢について日本の多くの人々も懸念を抱くようになりました。リカード先生は、「これは決して突然勃発した、孤立した事件ではなく、またメディアが報道するような『単なる宗教対立』や『単なる民族間の戦い』でもない、数十年にわたる分断や、権利も市民権もないまま軍事占領下で暮らす人々の不安など、さまざまな要因が絡み合って起きたものなのだ」と説明しました。
最後の質疑応答では、会場の聴衆やオンライン参加者から多くの質問が寄せられました。「私たちはパレスチナの人々から遠く離れていますが、今、彼らのために何ができますか?」という質問に対して、リカード先生は「この問題や、世界中で起きているその他の問題について『知ること』です。たとえ何もできなくても、知ろうとして意識することが最も重要なのです。」と答えてくださいました。1時間半という短い時間ではありましたが、多くのことを学び、パレスチナの人々の置かれた状況について考える貴重な時間となりました。
(オープンセミナー)パレスチナ ガザを含むパレスチナの人々が置かれている現状と社会の課題
現在のパレスチナ人とイスラエル人のあいだにおける暴力と苦しみを受け、中東の社会的・政治的状況に対する関心が再び高まっています。この講演では、この地域の近年の歴史と現在の状況の原因のいくつかの例を取り上げ、今後起こりうる見通しについても議論します。講演の最後には質疑応答も予定しています。
講演は英語、日本語通訳つき。
会場参加、またはZoomを利用したハイブリッド形式で開催。
参加費無料、事前登録が必要。
参加申込みはこちらからhttps://bit.ly/3MCsVZ1
【受講者募集】第4ターム:教養教育科目Mutlidisciplinary Studies 「Area Studies(o)」
第4ターム開講の「Area Studies (o): Internationalization in Business and Politics」の受講者を募集します。履修は全学部の学生が対象で、講義は英語で実施します。米科学技術や政治・外交政策等ついて学ぶことができる良い機会ですので、ぜひ履修してください。
特に、以下の方に履修をお勧めします。
・学部留学生(大学院留学生は聴講可能)
授業内容の詳細は、シラバス(Web版)および別添ポスターをご参照ください。