第3ターム 授業外英語活動『イングリッシュ・トークモン』のご案内
グローバル教育カレッジでは、英語を使って自由にコミュニケーションをする
「イングリッシュ・トークモン」という授業外活動を毎日実施しています。
事前予約は不要で、気軽にカレッジの教員と英語でフリートークをすることができます。
昼食の持ち込みが可能です。学生だけでなく、教職員の方にもご参加いただけます。
ぜひ、英語力の向上の一助としてください。
なお、英語力のレベルは問いません。
この機会にグローバル教育カレッジ棟へ、お気軽にお越しください。
第3タームの授業日で、トークモンがお休みの日は次のとおりです。
- 10月14日、22日 (祝日)
- 11月1日、5日 (休講)
- 11月7日(補講日)
- 11月20日~27日 (ターム試験日および予備日)
「Global Education Open Seminar Series -忘れられた歌の記憶を旅する 歌から紡ぎ出す歴史と日本の多文化性-松田美緒氏によるセミナーとパフォーマンス」の開催
グローバル教育カレッジでは、10月1日(火)に「第2回 Global Education Open Seminar Series」を開催します。
熊本大学の学生・教職員以外に、一般の方も参加可能です。
参加費は無料で、事前予約は不要ですので、当日直接熊本大学グローバル教育カレッジ棟ラウンジへお越しください。
<実施概要>
テーマ: -忘れられた歌の記憶を旅する 歌から紡ぎ出す歴史と日本の多文化性 -松田美緒氏によるセミナーとパフォーマンス
Traveling Through the Memories of Lost Songs: Cultural Diversity and Hidden History in Music-A Seminar and Performance with Mio Matsuda.
言 語: 日本語および英語
日 程: 2019年10月1日(火) 18:00~20:00
場 所: グローバル教育カレッジ棟ラウンジ
講 師: 松田 美緒
進 行: グローバル教育カレッジ特任准教授 Dr. Joshua Rickard
内容: ポスター参照
グローバルリーダーコース海外短期留学の実施
グローバル教育カレッジでは、2年次生向けに、グローバルリーダーコース生専用の夏季海外短期留学を提供しています。今年度は、8月10日(土)~8月26日(月)の日程でラトビアに11名、8月19日(月)~8月30日(金)の日程でマレーシアに6名の学生を派遣しました。
ラトビアに渡った学生たちは、首都リガにあるリガ工科大学にて短期留学プログラムに参加しました。今回のプログラムは「Cultural Shock」をテーマに、「ラトビアが持つ自然、歴史、文化、多様性、人的資源を用いてラトビアを魅力ある観光地とするためにはどのようなプロモーションを行うべきか?」という課題のもと、全内容が英語で行われました。
プログラムの内容は、ラトビア語入門やビジネスマナーなどに始まり、企業の社会的責任やメディア情勢についての講義、現地学生や他の留学生とのディスカッション、ラトビアの歴史地区コクネセへの1泊2日の小旅行、ラトビア外務省の訪問など多岐にわたりました。
プログラムを通して学生たちは様々なことを学び取ったようで、「『間違った英語で恥をかくかもしれない』という考えを捨てたことで外国人とのコミュニケーションの楽しさに気づけた」という学生もいれば、「多様な考え方を柔軟に発信・受け入れる風土に触れて、均一性を重んじる日本の社会について改めて考えさせられた」という感想を持った学生もいました。
留学の終盤には総まとめとして研究成果を発表し、無事に全員修了することが出来ました。
マレーシアに向かった学生たちは、クアラルンプールのマレーシア・プトラ大学でのプログラムに参加しました。「Heuta ’19」と題されたこのプログラムでは、受入大学側の担当者であるChan Cheong Jan博士が研究する教育手法「Heutagogy」を用いた教育が行われました。Heutagogyでは、学生自らが自律的に学ぼうとする姿勢を重視し、教師の介入を出来るだけ少なくしているのが特長です。何を課題として設定するか、課題解決のためにどのようなリソースをどのように活用するかを学生が自分で決定し、研究に取り組みます。
今回のマレーシア留学では、「多文化社会・多民族社会での共生」という大枠を基に日本人・マレーシア人混合のグループを作り、グループ毎に研究テーマを設定し、今年4月から7月にかけて4回行われたネット会議システムを用いた事前学習会、渡航後の講義や実地見学、学校訪問、マレーシア人学生との交流を通して、日本と大きく異なるマレーシアの風土を観察し、それぞれの研究テーマについて考察を深めていきました。
帰国直前の8月28日(水)に発表会を行い、全員プログラムを修了しました。9月下旬には、日本とマレーシアをネットで繋いでの事後学習会や、同級生への留学成果発表会も予定されています。
一般向け国際シンポジウム:近代の音と声のアーカイブズ
グローバル教育カレッジが後援致します、熊本大学教育学部音楽学講座主催
一般向け国際シンポジウムが開催されます。
文字だけでなく、文化とそれを取り巻く人々の息づかいを音と映像で三次元的に残すことは急務となっています。各種メディア(記録媒体)を横断的に保存するガイドラインが存在しないまま、今やレコード、テープなど古いメディアの存在自体が消滅する事態を迎えています。
本シンポジウムは、世界各地で始まりつつある様々なメディアの保存と公開の現状について、ドイツ・ボン大学で比較メディア史を研究されている熊本出身の湯川史郎先生、および同大学日本・韓国学主任教授のツェルナー教授をお招きし、ボン大学のSPレコード・コレクションに関する取り組みについて報告頂くとともに、多彩な文化を誇る熊本の記録の保存のあり方とその将来を、参加の皆さんと共に考るシンポジウムです。
参加費無料 & 入退場自由です!
参加は先着順(170名)となっています。是非ご参加ください。
近代の音と声のアーカイブズ
~種々のメディア領域での取組と熊本におけるこれからの展望~
日 時: 2019年9月17日(火) 16:00~20:00
場 所: 熊本大学 文法棟1階A3教室
パネル発表:
◎「音空間を再構築するための紙史料 ~ 18世紀後半のナポリの公証人史料の事例から」
山田高誌 (熊本大学教育学部音楽科 准教授(音楽学・オペラ史))
◎「戦後のNHK児童番組の資料保存についての現状と『みんなのうた』写真資料の発見」
佐藤慶治 (精華女子短期大学幼児保育学科 専任講師(音楽教育学))
◎「RKK熊本放送所蔵、森・繁コレクションSPレコード、デジタル化と公開への取り組み」
宮脇利充 ((株)熊本放送 ラジオ局次長/ 制作部長 &荒木紗衣 (株) 熊本放送)
◎「水俣、声のバトン ~ 民衆史家・岡本達明の聞書とカセットテープ」
香室結美 (熊本大学文書館 特任助教(文化人類学))
基調報告:
◎「ボン大学 <片岡プロジェクト>
~ 無声映画SPレコード・コレクションのデジタル化による学術・文化資源化」
ラインハルト・ツェルナー (ボン大学人文学部日本・韓国研究専攻 主任教授(日本・東アジア史))
& 湯川史郎 (ボン大学人文学部日本・韓国研究専攻 学術専任講師(比較メディア史))
ラウンドテーブル:
◎デスカッサント
大久保真理子 (九州大学総合博物館)