熊大グローバルYouthキャンパス事業「Go Global Seminar」開催
平成29年1月27日、熊大グローバルYouthキャンパス事業「Go Global Seminar」が、「グローバルに活躍できる人材とは」というテーマのもと、熊本大学工学部百周年記念館において開催されました。本事業は、地域の中高生や高専生に、早期のグローバル教育の機会を提供することを目的としています。
当日は熊本県内の高校生や大学生、教育関係者など約160人が参加し、本学のグローバル化に関する外部委員会の委員であるテュレーン大学(米国)のマルセロ黒田教授とリーズ大学(英国)のマーク・ウィリアムズ教授の英語による講演に耳を傾けました。黒田教授もウィリアムズ教授も、自身の経験を踏まえ、将来グローバル化社会で活躍するためには、異文化で経験を積み、コミュニケーション力や相手国の文化を理解する力を磨くべきと語りかけました。講演後の質疑応答では、海外留学を視野に入れている高校生の質問に対し、「度胸、まずは行ってみること」や「言語ではなく心で話すこと」など、わかりやすいアドバイスがありました。
セミナー終了後には、平成29年度にスタートする学部教育の新コース「グローバルリーダーコース」の説明会も行われ、引き続き多くの高校生たちが参加しました。

講演するマルセロ黒田教授

講演するマーク・ウィリアムズ教授

質問する高校生
テキサス大学サンアントニオ校(アメリカ)東アジア研究院訪問団が本学を表敬訪問
平成29年2月15日、テキサス大学サンアントニオ校 東アジア研究院のWan Xiang Yao院長およびMimi Yu副院長が本学を表敬訪問しました。
テキサス大学サンアントニオ校は、アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ市に1969年に創立された州立の総合大学で、同大と本学は、2010年に大学間学術交流協定を締結以来、主に工学分野での交流を行ってきました。また、両大学が所在する熊本市とサンアントニオ市は、1987年から姉妹都市提携を結んでおり、様々な交流事業が取り組まれています。
今回の来訪では、高島和希副学長(国際交流担当)と懇談し、本学から熊本大学スーパーグローバル大学創成支援事業、また、平成29年度から設置されるグローバルリーダーコース等について説明を行い、その後、今後の学術交流の分野拡大や学生交流の可能性について意見交換を行いました。
この他、Yao院長の専門分野である運動生理学と類似の研究を行っている本学教育学部の大石康晴教授と意見交換が行われた他、伊藤洋典大学院社会文化科学研究科長とも面会し、今後の交流の進展について懇談が行われました。
今回の訪問を契機に、両大学間の更なる交流が期待されます。

(左から)Yao院長、高島副学長、Yu副院長

大学院社会文化科学研究科 伊藤研究科長(右から2人目)

教育学部 大石教授(左から2人目)
平成28年度熊本大学グローバルアドバイザリーボードを開催
平成29年1月27日、平成28年度熊本大学グローバルアドバイザリーボードを熊本大学にて開催しました。このグローバルアドバイザリーボードは、本学のグローバル戦略の策定及び実施、学生及び研究者の国際交流の推進、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業支援*¹の対象に選定された本学の構想「地域と世界をつなぐグローバル大学Kumamoto」*²の実施状況について、国内外の大学事情・大学運営等に関して識見を有する学外委員により助言をいただき、本学の施策に反映することを目的として開催するものです。
当日は、学外委員のほか、原田信志学長、理事4人、関係副学長2人、学長特別補佐3人が出席し、高島和希副学長(国際交流担当)による本学の構想を中心としたグローバル化推進の取組状況の説明に続いて、本学のグローバル化に向けての課題について、意見交換等を行いました。各委員からは、本学の事業構想の4つの方針*³及び組織運営とガバナンス改革に対して、多くの有益なコメントや今後の事業推進に当たっての留意点等の講評がありました。
アドバイザリーボード終了後には、熊大グローバルYouthキャンパス事業「Go Global Seminar」を開催し、マーク・ウィリアムズ委員とマルセロ黒田委員より、地域の高校生や本学の学生向けに講演が行われました。
本学は学外委員の方々の意見等を今後の取組に反映させ、熊本大学ならではの強みを生かし、魅力ある大学として、世界に開かれた大学としての取り組みを進めます。
学外委員の方々(敬称略、五十音順)
・園田 隆則(モーリーン&マイク・マンスフィールド財団 シニア・フェロー)
・マーク・ウィリアムズ(英国・リーズ大学 教授)
・マルセロ黒田(米国・テュレーン大学 教授)
・三島 良直(東京工業大学長)
・渡辺 美代子(国立研究開発法人科学技術振興機構 副理事、ダイバーシティ推進室長兼科学コミュニケーションセンター長)
*1 スーパーグローバル大学創成支援事業は、「大学改革」と「国際化」を断行し、国際通用性、ひいては国際競争力の強化に取り組む大学の教育環境の整備支援を目的に、平成26年度から最大10年間にわたり実施される事業です。
*2 熊本大学のスーパーグローバル大学創成支援事業構想「地域と世界をつなぐグローバル大学Kumamoto」については、以下を参照ください。
https://www.c3.kumamoto-u.ac.jp/sgu/strategies/
*3 熊本大学の事業構想の4つの方針
1)国際通用性の高い教育システムの導入
2)世界から留学生が集うグローバル環境の提供
3)世界最先端の研究を支える大学院教育のグローバル化と先鋭化
4)世界に開かれた地域づくりを牽引するグローバルキャンパスの提供

挨拶を行う原田学長

本学の構想「地域と世界をつなぐグローバル大学Kumamoto」の取組状況の説明を行う高島副学長

学外委員による発言風景
平成28年度第2回 IELTS団体受験のお知らせ(学外向け)
グローバル教育カレッジでは、3月18日(土)にIELTS団体受験を実施します。
本試験は、熊本大学以外の県内の大学、高校、中学校等の学生・生徒及び教職員の皆様にも受験いただけます。
受験を希望される方は、下記の通知をご確認の上、直接英検IELTSのホームページをとおしてお申し込みください。
コムサット情報技術工科大学(パキスタン)CIIT Wahキャンパス長が原田学長を表敬訪問
平成29年1月19日、パキスタン・コムサット情報技術工科大学(英:COMSATS CIIT/ The Commission on Science and Technology for Sustainable Development in the South Institute of Information Technology)CIIT Wahキャンパスのタエブ・アクラム キャンパス長が原田信志学長を表敬訪問しました。
コムサット情報技術工科大学は、パキスタン初の情報技術工科大学であり、同大学は2000年にパキスタン政府から憲章を授与され、同国内で質の高い高等教育機関として認識されています。同大学はパキスタン国内7都市に8つのキャンパスを持ち、学生数は35,000人以上、教員数は2,887人で、情報技術に加えて、工学、基礎科学、経営科学及び建築において、学士、修士および博士課程のプログラムを提供しています。
今回の表敬は、科学技術振興機構(JST)日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」*で、本学と同大学の交流プログラムが採択されたことにより、実現したもので、アクラムキャンパス長を含む10名の研究者・学生が来学しました。
原田学長との懇談では、今後の学術及び学生交流の可能性について意見交換を行い、表敬は和やかに終了しました。
今回の訪問を契機に、両大学間の更なる交流が期待されます。
*JST「さくらサイエンスプラン」・・・優秀なアジア地域の青少年が日本の大学・研究機関を訪問し、関係者と交流することにより、日本の最先端の科学技術への関心を高め、優秀な人材の育成とアジア地域と日本の科学技術の発展に資するプログラム。熊本大学は、平成26年度第1回募集から平成28年度第3回募集までの累計採択件数が28件で、全国4位(全国公私立大学中)となっている。

原田学長とアクラム キャンパス長(左)

グローバル教育カレッジ 小池教授より説明を受けるコムサット情報技術工科大学の関係者
グローバル教育カレッジ主催コンサート開催について
熊本大学グローバル教育カレッジが熊本復興支援プロジェクトの一環として、音楽を通して子供たちを元気づけるコンサートを下記のとおり企画しています。
「おとの ぬ・く・も・り をとどけよう」
日時 1月25日(水) 13:30~ (14:15おやつ会)
場所 ミナテラス 益城町交流情報センター
対象 益城町の保育園児、一般市民
演奏 チャンチェオンジェン(熊本大学特任教授)
白井さゆり(マリンバ・フォルテジュニアーズ、
トゥインクルキャッツ所属)
入場無料
問い合わせ: 096-342-2091
Go Global Seminar – 熊大グローバルYouthキャンパス
グローバル教育カレッジは、「熊大グローバルYouthキャンパス」事業として ポスター [PDF 4.2MB]
日時 2017年1月27日(金) 16:00-17:30 |
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講演会 「グローバルに活躍できる人材とは」
●マルセロ黒田教授(テュレーン大学、米国)
“My Scientific Journey between Eastern and Western Cultures”
ご講演の資料はこちら
●マーク・ウィリアムズ教授(リーズ大学、英国)
“From Bungotai (文語体) to Akita-ben (秋田弁): A Journey in Search of Cultural Competence”
ご講演の資料はこちら
※講演は英語で行います。(日本語による講演要旨を配付します)
※講演終了後、平成29年度新設のグローバルリーダーコースに関する説明会を行います。(17:30-18:30)
参加方法
参加無料です。お気軽にご参加ください。
参加される方は、以下のページ(PC、スマートフォン、携帯いずれも可)からご登録をお願いします。
【募集】第4回 IELTS講座開講について
グローバル教育カレッジでは、2017年2月13日(月)から2月24日(金)にかけて、
「平成28年度 第4回春期集中IELTS講座」を開講します。
海外留学・研修を希望している学生および教員、特に2017年3月18日(土)に
本学で実施するIELTS本試験受験を予定されている方は、スコアアップを図る
機会としてぜひ活用してください。
※IELTSは海外留学や研修のために英語力を証明するテストです。英語圏の
多数の高等教育機関で採用されています。詳細は公益財団法人
日本英語検定協会のWebサイトでご確認下さい。
※IELTS本試験の申込をまだしていない受験希望者は、こちらを参照して
申し込んで下さい。
【申込用紙ダウンロード】
(学生用)IELTS講座申込用紙[Word: 75KB]
(教員用)IELTS講座申込用紙[Word: 81.5KB]
【期間・授業時間】
平成29年2月13日(月)~2月24日(金)
毎日開講 10:00-12:00、全10回
【直前模擬テスト・実施時期】
3月13日(月)~3月17日(金)
※スケジュールは次の通りです。
【場所】
黒髪北キャンパス グローバル教育カレッジ棟(旧北地区食堂) 1A教室
【受講費用】
無料(資料を配布するため教材費も不要)
【受講条件】
①本学正規生(学部・研究科は問わない)または教員
②英検2級(TOEIC 600点、TOEFL-iBT 53点)程度の英語力がある者
③本講座受講前後に実施するIELTS模擬テストを両方受験できる者
④受講後にIELTSを必ず受験し、スコアを提出出来る者(受験料は自己負担)
【留意事項】
・希望者多数の場合は志望動機をもとに選考を実施します。
・1回の授業につき1時間程度を要する課題がでる場合が有ります。
【申込方法】
平成29年1月31日(火)までに下記窓口で配布される申込用紙を下記窓口へ
提出するか、下記メールアドレスへ申込用紙 を添付ファイルにて送信してください。
【申込用紙ダウンロード】
(学生用)IELTS講座申込用紙[Word: 75KB]
(教員用)IELTS講座申込用紙[Word:81.5KB]
【窓口】
・グローバル教育カレッジ 1階事務室
email address: gji-ryugaku★jimu.kumamoto-u.ac.jp (★を@に変更してください。)
・医学部教務担当国際業務推進オフィサー (本荘地区)
【問合先】
・グローバル教育カレッジ棟 1F事務室 担当:亀川
TEL:096-342-2092 / email: gji-ryugaku@jimu.kumamoto-u.ac.jp
ポスター[PDF: 396KB]