熊本大学の学生・教職員以外に、一般の方も参加可能です。セミナーの使用言語は主に英語ですが、
質問などは日本語でも受付可能です。
今回は、国立民族学博物館の准教授で映像人類学者の川瀬慈先生を招き、
グローバル教育カレッジのジョシュア・リカード特任准教授の進行によるセミナーおよび
ワークショップを実施します。
本ワークショップでは、学者、アーティスト、ジャーナリストが利用できる社会調査における
様々な視聴覚ストーリーテリングの手法に焦点を当てます。
(※「ストーリーテリング」とは、伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な
体験談やエピソードなどの“物語”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法です。)
□ Global Education Interactive Seminar概要
テーマ: The Art of Audiovisual Storytelling
日 程: 11月22日(木)18:00~19:30
場 所: グローバル教育カレッジ棟ラウンジ
講 師: 川瀬慈 (映像人類学者/国立民族学博物館准教授)
進 行: グローバル教育カレッジ特任准教授 Dr. Joshua Rickard
内 容: 別添ポスター参照
□講師プロフィール
川瀬慈 かわせ・いつし
映像人類学者/国立民族学博物館准教授
1977年岐阜県生まれ。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了後、
マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター研究員、
SoundImageCulture(ベルギー)客員講師などを歴任。
主にエチオピアを中心に、アフリカの音楽文化に関する人類学研究、
ならびに民族誌映画制作に取り組む。人類学、シネマ、コンテンポラリーアートの
交差点から、文化の記録・表現の地平を開拓する。
代表的な映像作品に『ラリベロッチ』『僕らの時代は』『精霊の馬』
『Room 11, Ethiopia Hotel』(イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて
「最も革新的な映画賞」受賞)。
共編著に『アフリカン・ポップス!――文化人類学からみる魅惑の音楽世界』
(明石書店)、『フィールド映像術』(古今書院)等。
(プロフィール出典 川瀬慈、川瀬慈公式サイト:プロフィール、最終更新日12/11/2017、
http://www.itsushikawase.com/japanese/contact.html, 引用日11/19/2018)