留学生 Day Trip to 清和文楽 を開催しました
2022年7月17日(日)、熊本留学生交流推進会議主催の「留学生 Day Trip to 清和文楽」が開催され、熊本県内の大学・高等専門学校に通う留学生38名が参加しました。
「文楽」は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている日本の伝統的な人形劇で、日本の文化に興味を持った多くの留学生が参加しました。演目は、新型コロナウィルスの流行で全国的に有名となった、江戸時代に熊本に出現したという疫病封じの妖怪「アマビエ」を題材にした物語で、参加者は事前に配布された英語でのパンフレットで登場人物やストーリーを確認し、古典の日本語の世界にチャレンジしました。「日本語が難しかった」という留学生もいましたが、「大変満足した」との感想が多く、日本の伝統文化を感じる貴重な体験になったようです。
長引くコロナ禍の中で、熊本で過ごす留学生の皆さんもオンラインの授業や活動が続いているため、対面での交流を希望する方が多いようです。今回のイベントは、コロナウィルスの感染状況を考慮し、イベント中の食事を禁止し、学生同士や清和文楽館にいる人々と話す機会を少なくするなど、制限を設けた中での実施となりましたが、「楽しかった」「留学生の友達が増えた」といった声が聞かれ、留学生の皆さんにとって心に残る一日になったようです。