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活動報告 活動報告

活動報告Activity Report

オーストラリア・シドニー工科大学との特別オンラインプログラム

 令和3年5月、グローバルリーダーコース(GLC)において「GLC Global Online Experience」と称した特別プログラムを実施し、熊本大学の協定校であるオーストラリア・シドニー工科大学(UTS)とオンラインで共同活動を行いました。
 テーマは「オーストラリアから見た日本の政治と社会問題」で、UTSの学生がこのテーマに沿って日本語で発表を行い、GLC生がフィードバックを行うという活動でした。Zoomを利用してリアルタイムで実施されたプログラムでしたが、参加出来なかった学生のために発表の録画映像を配信することで、後から映像をオンデマンドで視聴して意見を投稿できる環境も提供しました。
 GLC生はUTS生の発表に活発にコメントし、またGLC映画日本政治の概況について英語で発表するなど、参加者はみな積極的に活動に参加していました。さらに発表以外でも、個人的にUTS生と親睦を深めるGLC生も見受けられました。
 この活動は、最終的にUTSの学生が調査した内容についてまとめたニュースレターの発行をもって完結しました。外国人の日本観を直接学ぶことが出来る貴重な機会となりました。
    
 

GLC生による英語でのプレゼン

熊本市国際交流会館訪問

 2020年最後のGLC Foundation Seminarでは、特別企画として熊本市国際交流会館を訪問しました。今回は、訪問の全行程をZoomで生中継することで、遠隔で参加した学生も実際に施設を訪問したような体験が出来る形で行いました。
 熊本市国際交流会館は、一般財団法人熊本市交際交流振興事業団が運営する施設で、市民レベルでの国際親善・異文化相互理解の推進を目的として運営されています。また、施設内には「熊本市外国人総合相談プラザ」も設置され、地域に住む外国人の生活サポート事業も行っています。
 今回の訪問は、座学と施設見学の2本立てで実施しました。座学においては、熊本市外国人総合相談プラザの事業内容についての紹介があり、「どの言語での相談対応が多いか」「相談内容にはどのようなものがあるか」などについて説明を受けました。この講義においては、これらの相談を行った実績から見えてきたこととして、言語の壁や文化の違い、日本人の外国人に対する偏見や無知によって、外国人が日常生活において多くの障壁に直面していることが明かされ、日本人が日頃普通の生活を送っているだけでは見えにくい、外国人住民の置かれている境遇が示されました。
 座学の後は、国際交流会館2階にある外国人総合相談プラザを実際に見学しました。実際に相談が行われている時間ではありませんでしたが、外国人住民のみならず、国際交流に参加したい日本人にも有用な情報が揃っている旨説明がありました。日本人が参加出来るボランティアの活動として、災害時に日本語と外国語の通訳に従事する「災害時多言語サポーター」の活動についても紹介があり、見学に参加していた学生からもこの活動に是非参加したいとの声が上がっていました。


座学の様子

GLC学習成果発表会

 第3タームのGLC Foundation Seminarでは、10月14日(水)から11月11日(水)にかけて、学内外から特別講師をお招きし、オンラインと対面のハイブリッドスタイルにより、4回の特別講演会を実施しました。
 各講師の先生方からは、10月14日(水)に「水俣病の被害者救済と被害地域の再建」、10月21日(水)に「西原村における熊本地震からの復興活動」、10月28日(水)に「世界のストリートチルドレン支援」、11月11日(水)に「熊本地震発生時に外国人が置かれた境遇」について講演を行っていただきました。
 これらの講演会を受けて、12月2日(水)に、学習成果発表会を工学部百周年記念館で開催しました。オンラインと対面のハイブリッドスタイルで実施しましたが、多くの学生が対面での発表に参加しました。この発表会では、学生たちが「特別講演を聴いて学んだこと、考えたこと」をテーマに、5グループに分かれて発表を行いました。また、この発表会には、上記4回の講演を実施していただいた講師の先生方もお招きし、特別ゲストとして発表会にご参加いただきました。
 発表者の中には、「講演を聴く前は、『ボランティアに参加する人は、周りから良い人だと見られたいからボランティアに参加しているんだろう』と思っていたが、講演を聴いてそのイメージが完全に覆ったと話すグループや、実際に東南アジアの国でボランティアに参加者した経験談を交えて話す学生もおり、バラエティに富んだ内容の発表会となりました。


対面での発表会の様子。全員マスク着用の上、座席の間隔を離して実施しました。