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活動報告Activity Report

GLC1年生対象 天草研修の実施

 令和5年5月27日(土)~28日(日)の2日間、グローバルリーダーコース(GLC)1年生を対象とした天草研修を実施しました。本研修は、地域の課題に焦点を当てたテーマについて協働学修を行うことにより、クリティカル・シンキング、国際的な対話力、情報発信力等を養うことを主な目的としています。

 

 3名の留学生を含めた39名の学生達は、青年の家の体育館にて、レクリエーションにより交流を深めました。その後、第1タームの「GLC Foundation Seminar」(水曜5限)で実施した「模擬国会」に関連したプログラムとして、地元上天草市役所や上天草市社会福祉協議会、地元に根付く酒造メーカーなどから特別講師をお招きし、行政と民間それぞれの視点から捉える人口減少問題についてインタビューやディスカッション、グループワークを行いました。

 2日目に、1日目のディスカッションを元にして、グループ毎に発表を行いました。

 

 1年生にとっては入学後初めての「Special Project」となりましたが、学生同士の繋がりを深め、留学生と交流し、GLC生としての意識を強める良い機会となりました。

    
               レクリエーションの様子
      
               特別講師によるレクチャー
    
      絶景をバックに集合写真。学生、留学生、教員の間で親交が深まりました。

2023GLC履修ガイダンス

4月1日を以て、グローバルリーダーコース7期生37名を新たに迎え、GLC総勢168名で2023年度がスタートしました。歓迎の意を込めて、4月7日(金)に新GLC生向けの履修ガイダンスを実施しました。

ガイダンスでは、グローバル教育担当副学長からご挨拶をいただいた後、センターの教員からGLCのカリキュラムや履修制度、修了要件などについて説明がありました。その他にも、GLC生専用の海外インターンシップや短期留学、毎週水曜日に定期的に実施する課外活動などについても紹介されました。

2019年から続いていたパンデミックの影響が弱まりつつある中、これまで中止していた海外渡航を含む各種イベントの再開に、学生たちも注目し、期待に胸を膨らませている様子でした。
    
           グローバル教育担当副学長のご挨拶の様子         
    
         多言語文化総合教育センター教員による説明の様子
    
              ガイダンスを受講する新入生たち

GLC Foundation Seminar (Term 4) その2

GLC生のフィールドワーク:モスクで異文化体験

2023年1月25日は、熊本におけるイスラム教徒の社会について学習しました。今回のセッションは、国際交流会館の訪問に引き続き、現地に赴く形で講義が行われました。また、現地に行くことができなかった学生も、Zoomに参加することで講義を受講しました。

前半は、熊本イスラミックセンター(KIC)代表のMarlo Siswahyu(マーロ・スイスワヒュ)氏より、熊本地震を例に、外国人が災害時にできる社会貢献にについてご講演いただきました。KICは、2008年に熊本県庁に宗教団体として登録申請をして以来、熊本の地域社会に寄り添い、様々なボランティア活動を継続し、多くの交流の場を提供してきました。

講演の後は、熊本のムスリムコミュニティーの活動の中心地であるモスクを訪れました。

祈りの場に足を踏み入れた途端に、学生達は、イスラム教の生活に対して強く興味を示しました。特に、宗教と生活に関する質問が中々絶えませんでした。

見学後は、二階の共用スペースでインドネシアのお茶とチキンナゲットを御馳走になり、くつろぎの時間を過ごしました。

モスクは熊本大学からとても近く、徒歩3分の場所にありますが、まるで異世界を訪れたかのような、刺激的な体験ができました。



モスクの外観

講師の話を真剣に聞く学生たちの様子